野球王国ドミニカの練習内容と驚くべき調査結果。

こんにちは、外間です。

人口1000万人余りの島国でありながら、現在MLBに在籍する国別外国人選手数でダントツの1位を誇る野球王国

ドミニカ。

2013年の第3回WBCでは決勝でプエルトリコを破るなど、8試合全てで勝利し大会史上初全勝優勝を果たし完全優勝を成し遂げました。
そのドミニカで小学生から高校生までの野球障害発生率を調べた結果が載っている記事がこちらです。

「アマチュア野球指導に問題提起し続ける整形外科医がドミニカで実施した看過できない調査結果」

 

調査したのは群馬県館林市にある慶友整形外科病院の整形外科医
古島弘三(ふるしま・こうぞう)先生。

記事の中ではドミニカと日本における練習内容の違いについても言及されています。

ちなみに、

当院で行った小学生に対するメディカルチェックでは、
OCD(離断性骨軟骨炎)疑いの選手が、

なんと

17.6%!!

↓↓
詳細はこのレポートに記しています。
『野球肘 予防・改善プログラム』

一般的なOCDの発症率は2~3%と言われているなか17.6%はどう考えても多すぎです。

  • 今回のチームだけの問題なのか?
  • 地域性?
  • 沖縄県が暖かい気候で年中野球ができるからなのか?
  • 練習のやり過ぎ?
  • 投げ方の問題?

ここでは、その詳細な原因については確信がもてないので言及はできませんが、このような離断性骨軟骨炎の疑いのある中、野球をやり続けることのリスクたるや恐ろしいことだと思います。

我々が行っているメディカルチェックでは、現在エコー検査は行えていません。しかしながら、エコー検査を行うことで上記のような小学生の離断性骨軟骨炎(OCD)の疑いがある選手は、確実にピックアップすることが出来ます。

重篤な野球肘を予防することができるんです!

  • 指導者
  • 保護者
  • 地域
  • 医療関係者

が連携し、野球障害撲滅に向けて協力しないといけませんね。

>「スポーツ障害予防講座」のページはこちら(障害予防のためのレポートを掲載しています。どうぞご覧ください)