知念高校野球部にメディカルチェック&ストレッチ指導【ストレッチを練習後の習慣に】
2020年9月19日(日)、知念高校野球部のみなさんに、ストレッチ指導をしてきました!
どのチームもこの時期は冬場のトレーニング真っただ中。走り込みや体づくりなどで、きつい練習が続いていると思います。昨年末には知念高校の野球部員10名ほどにメディカルチェックも行いましたが、肩やひじ、膝、腰などの痛みを訴えている選手もいました。
体の疲労が蓄積しやすい冬トレの時期は、とくに練習後のストレッチを入念にやってください。
疲労が蓄積すると筋肉が硬くなります。そして本来の柔らかい動きができなくなると、関節のあちこちに負担が来ます。とくに硬くなっている関節や筋肉は、相当ストレスを受けていることが想像できます。もちろんその周りの部位も同様です。
冬トレでガンガン体を鍛えたはずなのに、
- 実践練習に入った途端に肘を痛めて投げられなくなった。
- 重りを持ってスクワットしたら腰を痛めてしまった。
- ダッシュを繰り返していたらスネが痛くなった。
- ベースを踏んだ瞬間、ハムストリングスが肉離れ。
- 遠投したら肩が上がらなくなった。
- 素振りをしたら鎖骨が骨折。
なんてことは冬トレ後によくあります。
プレー中1か所にかかる大きなエネルギーをいかに周りの関節や筋肉に分散できるかは、体の柔軟性も大きく関わります。
そのためにも練習後のストレッチを毎日行うことはとても大切です。
パートナーでストレッチを行う時は、以下の点を注意して行うようにしてください。
- ふざけて行わないこと。思わぬケガの原因になります。
- 反動をつけて無理やり伸ばさないこと。筋肉を傷めてしまいます。
- 伸ばしている筋肉を意識すること。イメージすることでより伸ばすことが出来ます。
- 毎日行うこと。1日やっただけでは変化は起こりません。
- 練習後やお風呂上りにリラックスした状態で行う。副交感神経を優位にしてくれます。
【動画】ケガ予防のためのセルフストレッチ&パートナーストレッチ(24種類)
動画を撮りましたので、参考にしてください。